交差点で危険な自転車運転をした市民らに警告する大阪府警の警察官。大阪は自転車運転の「危険行為」摘発数が全国最多であることが分かった=2011年10月20日、大阪府堺市堺区の南海・堺東駅前(中井美樹撮影)【拡大】
悪質な自転車運転者に安全講習を義務付ける新たな制度が、昨年6月に始まり昨年末までの間に、全国の警察が「危険行為」として摘発、警察庁に報告したのは7924件だったことが7日、警察庁の集計で分かった。都道府県別では大阪が東京を上回り最多。危険行為は信号無視が全体の4割を超えた。講習を受けたのは東京、大阪、岡山の3都府県の7人だった。
警察庁によると、大阪が2673件、次いで東京が1907件、兵庫780件、神奈川491件、京都364件などの順だった。近畿の3府県だけで全体のほぼ半数に上った。
大阪府警は自転車事故が多発したことから2015年に「自転車対策室」を設置。担当者は、取り締まりの強化が、全国最多の危険行為摘発につながったとみている。
最も少なかったのは福井のゼロで、秋田、富山、岐阜、徳島、長崎がそれぞれ1件だった。