囲碁女流名人戦第2局。謝依旻(しぇい・いみん)女流名人(右)に勝ち、対戦成績を一勝一敗のタイにした青木喜久代八段(左)=2016年3月9日午後、大阪府東大阪市(山田哲司撮影)【拡大】
産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第28期女流名人戦三番勝負」第2局(大阪商業大協力)が9日午前9時半から大阪府東大阪市の大商大で行われ、午後4時59分、挑戦者の青木喜久代(あおき・きくよ)八段(47)が9連覇を目指す謝依旻(しぇい・いみん)女流名人(26)=女流本因坊・女流棋聖=に209手までで黒番中押し勝ちし、対戦成績を1勝1敗のタイとした。最終第3局は16日、東京都千代田区の日本棋院東京本院で行われる。謝女流名人は終盤、勝負手を連発したが、「青木八段が的確な手でことごとく封じ込めました」(解説の石井邦生(いしい・くにお)九段)。
謝女流名人は「1、2局とも内容がよくなかった。次は良い碁を」と話した。(SANKEI EXPRESS)