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【東日本大震災5年】「もう一度、故郷に行く」祖母に約束 福島県浪江町の門馬芹香さん (1/2ページ)

2016.3.12 07:30

原発事故で全町避難が続く福島県双葉郡浪江町請戸地区で、地震発生時刻の午後2時46分に慰霊碑前で手を合わせる人たち=2016年3月11日午後(鴨川一也撮影)

原発事故で全町避難が続く福島県双葉郡浪江町請戸地区で、地震発生時刻の午後2時46分に慰霊碑前で手を合わせる人たち=2016年3月11日午後(鴨川一也撮影)【拡大】

  • 福島県双葉郡浪江町の追悼式で遺族代表として、祖母との思い出を語る門馬芹香さん=2016年3月11日午後、福島県二本松市(石野哲郎撮影)

 福島県浪江町の追悼式が11日、福島県二本松市で行われ、津波で祖母の安斉正子さん=当時(65)=を亡くした高校生、門馬芹香さん(16)が遺族代表として追悼の言葉を述べた。

 「5年がたった今でも、ばばちゃんが亡くなったこと、津波で昔のような浪江の景色がもうないことを受け入れられない自分がいるのです」。緊張した面持ちながら、今の素直な気持ちを口にした。

 当初は遺族代表として参列することに気乗りがしなかった。だが祖父に促され、正子さんに伝えていないことがたくさんあることに気づき、引き受けた。

 「まだ、どこかで生きているんじゃないかなと思っている」

 おばあちゃん子だった。福島県南相馬市の家から祖母宅までは車で30分ほど。小学校までは、母の七重さん(45)と毎日のように遊びに行った。正子さんは初孫の芹香さんが家に来るたびに、「芹香ちゃん、いらっしゃい」と、ぎゅっと抱きしめてくれた。

火葬に立ち会うことができなかったことを今も悔やむ

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