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【囲碁】人工知能、トップ棋士に勝ち越し

2016.3.13 09:10

囲碁ソフト「アルファ碁」との第3戦に向かう李世●(石の下に乙、イ・セドル)九段=2016年3月12日、韓国・首都ソウル(共同)

囲碁ソフト「アルファ碁」との第3戦に向かう李世●(石の下に乙、イ・セドル)九段=2016年3月12日、韓国・首都ソウル(共同)【拡大】

 米グーグル傘下の人工知能(AI)開発ベンチャー「ディープマインド」(英国)の囲碁ソフト「アルファ碁」は12日、ソウルで行われた世界トップクラスの韓国人プロ棋士、李世●(=石の下に乙、イ・セドル)九段(33)との5回戦の第3戦に勝利し、無敗の3連勝で勝ち越しを決めた。

 囲碁は対局パターンが複雑で、将棋やチェスに比べ機械が勝つのは難しいとされてきた。ディープマインドのデミス・ハサビス最高経営責任者=CEO(39)=は対局後の記者会見で「社会が直面する難しい問題を解決していくのが開発の目的だ」と述べ、複雑な状況下でも素早い判断が必要な医療・看護などの分野への応用に期待を示した。(共同/SANKEI EXPRESS

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