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「待ち焦がれた」青函掘った男たち万感 北海道新幹線あす開業 (3/3ページ)

2016.3.25 07:30

北海道・松前郡福島町の青函トンネル記念館にある工事で使用したボーリングマシンの前で開業への思いを語る花田順一さん=2016年3月2日(杉浦美香撮影)

北海道・松前郡福島町の青函トンネル記念館にある工事で使用したボーリングマシンの前で開業への思いを語る花田順一さん=2016年3月2日(杉浦美香撮影)【拡大】

  • 試験運転で走行する、JR北海道の新型車両H5系=2016年3月24日、北海道北斗市(共同)

 何よりもつらかったのは、掘削技術のイロハを教えてくれた先輩や、息子のように目をかけていた後輩の3人を事故で失ったことだ。「悲しみ、苦しみ、また悲しみの連続でした」

 83年1月27日。先進導坑が貫通した。亡くなった3人の写真を胸に貫通式に臨んだ角谷さんは、涙が止まらなかったという。

 工事では、3人を含む計34人の命が失われた。

 「新幹線が通らないと意味がないと思っていた。本当にうれしい」と振り返るのは、青函トンネルの掘削に携り、今も現役のトンネルマンの佐々木龍雄さん(64)。オイルショックによる経済悪化で整備新幹線の着工が凍結されたときはショックを受けたが、念願がかなう日が迫る。

 「苦労した仲間と一緒に新幹線で青函トンネルを渡り、『ようやく通ったよ』と酒を酌み交わしたい」(杉浦美香/SANKEI EXPRESS

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