最近の主な観光列車【拡大】
ただ従来の特急「伊勢志摩ライナー」が定員約270人、運行本数1日約20本なのに対し、しまかぜは約140人で1日4本。つどいはそれ以下だ。飛躍的な増収は見込めない。
近鉄の真の狙いは、観光列車でファンを作り、遷宮後も伊勢志摩を訪れてもらうことにある。
観光列車をめぐっては、JR九州が23年に九州新幹線の開通に合わせて、ドアから煙に見立てた霧が出る「指宿のたまて箱」を投入。
JR東日本も今秋から東北地方で全席レストランの「東北エモーション」を運行する。特色ある列車で全国の観光地は再び輝けるのか。その真価は間もなく問われる。(中村智隆)