【試乗インプレ】大きなボディに小さなエンジン VW「トゥーラン」を日光で試す (5/7ページ)

  • 男体山と明智平ロープウェイをバックに。日光・いろは坂のヘアピン&急勾配、果たしてゴルフトゥーランの走りは…
  • ゴルフトゥーラン
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  • ゴルフトゥーラン
  • これが今回の陰の主役。4気筒1.4リッターターボエンジン。ゴルフトゥーラン
  • アクセルペダル右側にもフットレストが。高速道路でのクルーズコントロール使用時に右足を置けるのがとても楽。ゴルフトゥーラン
  • ピアノブラック内装は、自分の顔が映るほどピカピカで、好みが分かれそう。ゴルフトゥーラン
  • オーソドックスなアナログメーター。やっぱりフル液晶じゃ味気ない。ゴルフトゥーラン
  • 整然とまとめられたスイッチ類。初めて乗ってもなんとなく使い方がわかるところがいい。ゴルフトゥーラン
  • ゴルフトゥーラン
  • USBでスマートフォンを直結できる。ゴルフトゥーラン
  • 助手席側ダッシュボード上段はDVDとSDカードのスロット。鍵のかかる下段にはETCカードのスロット。ゴルフトゥーラン
  • カップホルダーに左側に電磁パーキングブレーキとブレーキのオートホールドのスイッチ。渋滞中でもブレーキ踏み続けなくていいんです!ゴルフトゥーラン
  • 中央のボタンを押すと、バネ仕込みのカップ押さえがくるりと登場。径の小さいカップや缶でも大丈夫。ゴルフトゥーラン
  • ゴルフトゥーラン
  • メイク直しで使うこのLEDランプは「暖色系にしてほしい」と、産経ニュースの紅一点・土方は申しております。ゴルフトゥーラン
  • 中央にガラスルーフとサンシェードの開閉スイッチ。左右に各種室内照明のスイッチ。ゴルフトゥーラン
  • でもって、サンシェードを全開にすると、青天井!ゴルフトゥーラン
  • 後席からの視界はかなりの部分をガラスが占める。ゴルフトゥーラン
  • ガラスルーフは半分だけ開けられる。このまま高速道路を走っても風の巻き込みや風切音は意外と少ない。ゴルフトゥーラン
  • 外から見てもガラスの面積の大きさがよくわかる。ゴルフトゥーラン
  • 後席は足元広々。前輪駆動車らしく、真中の足元もほぼフラットなので、大人3人が無理せず座れる。ゴルフトゥーラン
  • オプションのチャイルドシートモードにした状態。座面前部を持ち上げて固定、ヘッドレストをサイドサポート付きの子供用のものに付け替えるだけ。ゴルフトゥーラン
  • 後席からエアコンの温度調節もできる。ゴルフトゥーラン
  • 折り畳み式簡易テーブルも装備。ゴルフトゥーラン
  • 後席のルームランプは、ガラスルーフに追い込まれて、こんな位置に。ちょっとバス風情。ゴルフトゥーラン
  • 2列使用の際は、荷室カバーをつければ後輪からのノイズが低減され、より快適に。ゴルフトゥーラン
  • 3列目シートを起こすとさすがに荷室は狭くなる。ゴルフトゥーラン
  • 3列目に乗り込むには2列目シートの肩の部分にあるレバーを上に引っ張って、そのままシートを前に倒すだけ。ゴルフトゥーラン
  • はい、この通りワンタッチでウオークスルー。しかし3列目の足元は…。ゴルフトゥーラン
  • 3列目シートからの視点。開口部は十分に広く、乗り降りは問題ない。ゴルフトゥーラン
  • 2、3列目を全部倒すと思わず横になりたくなる空間が…。ゴルフトゥーラン


 元気よく走るだけでなく、程よく流れている道をゆったりクルーズするのも得意だ。この時、室内はエンジン音が気にならないほど静かになる。遮音性が高いことも理由の一つだが、何より多段式の7速トランスミッションが、2000回転前後でどんどんシフトアップしていくので、そもそもエンジンが低回転を保ち続け、うるさくなりようがないのである。それでいて、1500回転あたりからターボがしっかり効くので、非力には感じない。

 ゴルフ、パサートに乗った時にも感じたことだが、何度乗っても、これがたったの1.4リッターエンジンとは思えない。パワーと低燃費(低環境負荷)。この相反する要求を見事に満たしている。走りも環境性能も妥協しない。これがダウンサイジングというものか、と乗るたびに感心してしまう。この辺りは実際に乗ってみないと実感できないので、興味がある方は、最寄りのディーラーで試乗してみてほしい。

 あくまでゴルフと比較しての話だが、全高や着座位置の高さからくるロールの大きさ、車重が影響した若干のもっさり感があるにはある。しかし、ミニバンというカテゴリーのネガティブなイメージからは一線を画した、シャキッとした走りが確実に味わえる。回してよし、回さなくてもトルクフルな、よくできたエンジンと、絶妙のタイミングでシフトショックもなく自動変速してくれるミッションの相乗効果で、まるで自分の運転が上手くなったと錯覚してしまいそうになる。必ずしもスポーティでなくても、運転は楽しめるのだということを、このクルマは教えてくれる。

 走行性能に加えて、安全性能も抜かりない。久保田利伸とcharaが出演した小型車up!のCMで広く認知された非常ブレーキ、横滑り防止機能、ドライバーの疲労検知、電磁パーキングブレーキ&ブレーキ保持、クルーズコントロール(試乗車のハイラインは全車速対応)。これらが全てのグレードで標準装備。高級車でも、ここまで標準で装備している車種はまだ少ない。今回の試乗で、上記全ての安全装備が有効に働くことが確認できた(非常ブレーキは、強引な割り込み車に対して作動)。まぁ、とにかく安全極まるクルマである。安全を極めることは、同乗者の命を預かるドライバーのストレス軽減に直結し、結果として、運転を楽しむ余裕が生まれる。

日本風ミニバンとは異なる価値観