【試乗インプレ】大きなボディに小さなエンジン VW「トゥーラン」を日光で試す (6/7ページ)

  • 男体山と明智平ロープウェイをバックに。日光・いろは坂のヘアピン&急勾配、果たしてゴルフトゥーランの走りは…
  • ゴルフトゥーラン
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  • これが今回の陰の主役。4気筒1.4リッターターボエンジン。ゴルフトゥーラン
  • アクセルペダル右側にもフットレストが。高速道路でのクルーズコントロール使用時に右足を置けるのがとても楽。ゴルフトゥーラン
  • ピアノブラック内装は、自分の顔が映るほどピカピカで、好みが分かれそう。ゴルフトゥーラン
  • オーソドックスなアナログメーター。やっぱりフル液晶じゃ味気ない。ゴルフトゥーラン
  • 整然とまとめられたスイッチ類。初めて乗ってもなんとなく使い方がわかるところがいい。ゴルフトゥーラン
  • ゴルフトゥーラン
  • USBでスマートフォンを直結できる。ゴルフトゥーラン
  • 助手席側ダッシュボード上段はDVDとSDカードのスロット。鍵のかかる下段にはETCカードのスロット。ゴルフトゥーラン
  • カップホルダーに左側に電磁パーキングブレーキとブレーキのオートホールドのスイッチ。渋滞中でもブレーキ踏み続けなくていいんです!ゴルフトゥーラン
  • 中央のボタンを押すと、バネ仕込みのカップ押さえがくるりと登場。径の小さいカップや缶でも大丈夫。ゴルフトゥーラン
  • ゴルフトゥーラン
  • メイク直しで使うこのLEDランプは「暖色系にしてほしい」と、産経ニュースの紅一点・土方は申しております。ゴルフトゥーラン
  • 中央にガラスルーフとサンシェードの開閉スイッチ。左右に各種室内照明のスイッチ。ゴルフトゥーラン
  • でもって、サンシェードを全開にすると、青天井!ゴルフトゥーラン
  • 後席からの視界はかなりの部分をガラスが占める。ゴルフトゥーラン
  • ガラスルーフは半分だけ開けられる。このまま高速道路を走っても風の巻き込みや風切音は意外と少ない。ゴルフトゥーラン
  • 外から見てもガラスの面積の大きさがよくわかる。ゴルフトゥーラン
  • 後席は足元広々。前輪駆動車らしく、真中の足元もほぼフラットなので、大人3人が無理せず座れる。ゴルフトゥーラン
  • オプションのチャイルドシートモードにした状態。座面前部を持ち上げて固定、ヘッドレストをサイドサポート付きの子供用のものに付け替えるだけ。ゴルフトゥーラン
  • 後席からエアコンの温度調節もできる。ゴルフトゥーラン
  • 折り畳み式簡易テーブルも装備。ゴルフトゥーラン
  • 後席のルームランプは、ガラスルーフに追い込まれて、こんな位置に。ちょっとバス風情。ゴルフトゥーラン
  • 2列使用の際は、荷室カバーをつければ後輪からのノイズが低減され、より快適に。ゴルフトゥーラン
  • 3列目シートを起こすとさすがに荷室は狭くなる。ゴルフトゥーラン
  • 3列目に乗り込むには2列目シートの肩の部分にあるレバーを上に引っ張って、そのままシートを前に倒すだけ。ゴルフトゥーラン
  • はい、この通りワンタッチでウオークスルー。しかし3列目の足元は…。ゴルフトゥーラン
  • 3列目シートからの視点。開口部は十分に広く、乗り降りは問題ない。ゴルフトゥーラン
  • 2、3列目を全部倒すと思わず横になりたくなる空間が…。ゴルフトゥーラン


 日本風ミニバンとは異なる価値観

 国産のミニバンをディーラーやショールームで見ている時にいつも思うことがある。「これは移動する部屋なんだな」と。特に男性に顕著だと思うが、クルマを“自分の部屋”にしたがるユーザーは少なくない。そういう心理、私にもちょっとわかる。トヨタ・アルファードの上級グレードとかを見てしまうと、「家を買うんだったら、このクルマ買って自分の部屋にしちゃおうかなぁ、家買うより全然安いし…」などと考えたことも一度や二度ではない。家が狭いからなのか、自宅にはオトーサンの居場所がないからなのか、理由はいろいろあるだろうが、メーカーもそのあたりを汲み取って、部屋的、もっと言えば“秘密基地”的にミニバンの内装を作り込んでいるように感じる。そういう価値観からすると、トゥーランの作りは非常に素っ気ない。ものすごく大雑把に言ってしまうと、前後左右上下にストレッチして3列シートにしたゴルフでしかない。後部ドアはスライド式じゃないし、2列目リラックスシートも選べない。

 では、トゥーランは日本では受けないのか。確かに、難しい面もあるだろう。国産ミニバンと比較すると、価格が高めなわりに内装のバリエーションで見劣りしてしまう。部屋的な要素を求めるユーザーには訴求力が弱い。しかし、運転が好きだけれど、普通のセダンやワゴンでは座席数が足りないとか、かさばる荷物を運ぶ機会が多いというユーザーであれば、そのミニバンらしからぬ走りの良さがポイントを稼ぐだろう。このクルマはとにかく自分で走らせてみないとその魅力の半分も伝わらない。繰り返しになるが、購入検討の際は是非試乗を。(文と写真:小島純一/同乗試乗:大竹信生、土方ゆり子 いずれも産経デジタル)

「顔がゾンビみたいな色になる」