29日のオープンを前に報道陣向けに行われた京都鉄道博物館の内覧会=1日午後、京都市下京区(志儀駒貴撮影)【拡大】
寝台特急「ブルートレイン」の食堂車では、弁当箱付きの「ウメテツランチBOX」(1500円)や「昔ながらの幕の内弁当」(1100円)といった弁当類を購入できる。
大正3(1914)年の2代目京都駅のホーム上屋を再利用した空間に展示される豪華列車「トワイライトエクスプレス」の車両などを横目に、本館1階へ。初めて時速300キロの営業運転を行った500系新幹線、特急「雷鳥」の車両といったJR西を代表する車両が勢ぞろい。
今春に国の重要文化財に指定された国産初の量産型蒸気機関車「230形233号機」も並んで姿をみせる。
中には真下から見学できる車両もある。1階奧の車両工場には引き込み線があり、展示する車両を定期的に入れ替える計画だ。