キタに現れた「大ぴちょんくん」秘話 ライバルはもちろん道頓堀の「グリコ」 (2/5ページ)

 このほかにも、目がきょろきょろと動くほか、「おはよう!」「Beautiful Cherry Blossoms(サクラがきれい)」などと日本語や英語で話しかけるなど、さまざまな仕掛けが施されており、通行人にシャッターチャンスを告げる“サービスタイム”も。

 「空気の看板」と題した大ぴちょんくん設置を手がけたのは、「看板娘」と呼ばれるダイキン工業の女性社員たちだ。平成22年にJR大阪駅が改装され、以前から設置されていた同社の看板が同駅からよく見通せるように。そこで、従来の企業ロゴなどだけでなく、新たな看板を作ることになったという。

 「ぴちょんくん」は有名なのに…

 「ぴちょんくんの存在は多くの人が知っているのに、自分が勤めている会社のことはあまり知られていないことが気づいたことがきっかけです」

 看板娘の一人で、現在プロジェクトリーダーを務める豊田綾子さん(37)は振り返る。2児の母でもある豊田さんは育児休暇中、ママ友から仕事について聞かれたことがあった。企業名を教えると、「ダイキンって何?」との答えが返ってきてショックを受けたという。

ぐうたらでボーッとしているキャラクター性に女性たちから…