【試乗インプレ】トランプさんが日本人にアメ車を買えと言うからキャデラックにイッキ乗りしました (2/5ページ)

  • キャデラックの最高級セダン「CT6」
  • 高速道を駆けるキャデラックの「CT6」
  • キャデラックの「CT6」
  • 富岡製糸場とキャデラックの最高級セダン「CT6」
  • 富岡製糸場とキャデラックの最高級セダン「CT6」
  • 富岡製糸場とキャデラックの最高級セダン「CT6」
  • 桜とキャデラックの最高級セダン「CT6」
  • 桜とキャデラックの最高級セダン「CT6」
  • 古民家カフェの前に駐車したキャデラック「CT6」
  • キャデラックの最高級セダン「CT6」。縦長のLEDライトが光る
  • キャデラックの「CT6」。真っ白に浮かび上がるLEDライトが美しい
  • キャデラックの「CT6」。真っ白に浮かび上がるLEDライトが美しい
  • 高速道を走るキャデラック「CT6」
  • キャデラックの最高級セダン「CT6」(右)と、高性能スポーツセダン「CTS-V」
  • キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」(左)と、最高級セダン「CT6」。富岡製糸場で撮影
  • 富岡製糸場にて、キャデラックの(左から)「CTS」「ATS-V」「CTS-V」「CT6」「ATS」
  • 富岡製糸場にて、キャデラックの(左から)「CTS」「ATS-V」「CTS-V」「CT6」「ATS」
  • 3.6リッターV6自然吸気エンジンを搭載する
  • 「CT6」のフロントグリルはゴージャスで迫力満点。キャデラックのエンブレムがこれまたカッコいい
  • 縦長のLEDヘッドランプ
  • LEDリヤコンビランプ
  • 20インチホイールとブレンボ製のブレーキ
  • 綺麗にまとまったダッシュボード。エアコンの吹き出し口は、キャデラックのエンブレムがモチーフか…
  • 「CT6」の運転席周り
  • 色鮮やかで見やすいフルカラー液晶のインパネ
  • 10.2インチのディスプレイ
  • タッチパネル式の操作スイッチ。質感は非常に高い
  • 操作系スイッチと、ハンマー型のシフトレバー。これは握りやすい
  • ダッシュボードの中央に配置した「Panaray」(パナレイ)のスピーカー
  • 大型サンルーフはここで操作。ルームミラーはカメラ映像に切り替えることもできる
  • 「CT6」のダッシュボード(魚眼レンズを使用)
  • 「CT6」のセンターコンソール(魚眼レンズを使用)
  • 高級ウッドをあしらったステアリングホイール
  • 「CT6」のドアトリム周辺(魚眼レンズを使用)
  • ハンドルの背面にある変速パドル(魚眼レンズを使用)
  • パワーウインドーのスイッチ(魚眼レンズを使用)
  • 「CT6」のセンターコンソール。一部のスマホは、パッドの上に置くだけでコードレス充電ができる(魚眼レンズを使用)
  • 「CT6」のフロントシート(魚眼レンズを使用)
  • 高級ウッドとレザーをふんだんに使ったインテリア(魚眼レンズを使用)
  • 運転席から眺める後部座席(魚眼レンズを使用)
  • フルカラー液晶のインパネ
  • 夜間のダッシュボードはこんな感じだ
  • 後席を前方にスライドさせても、レッグスペースにはこれだけの余裕がある
  • ゆったりくつろげるリヤシート。座り心地は最高(魚眼レンズを使用)
  • 広々としたリヤスペース(魚眼レンズを使用)
  • リヤのアームレストとヘッドホン(魚眼レンズを使用)
  • 右後部座席からの眺め(魚眼レンズを使用)
  • 大型サンルーフが開放感をもたらす(魚眼レンズを使用)
  • 後席のエアコン操作スイッチ。その下には「Panaray」のスピーカー
  • リヤのアームレストにももちろん、ドリンクホルダーは付いている
  • 出っ張りの少ないトランクルーム。中央にはトランクスルー機構がある
  • 米ミシガン州デトロイトのGM本社ビル(撮影・大竹信生)


 ATSがメルセデス・ベンツのCクラスやBMWの3シリーズ、CTSがEクラスや5シリーズと同じクラスなら、今週の主役のCT6はSクラスや7シリーズといった高級セダンの代名詞に対抗するモデルだ。外形寸法もこれらライバルとほぼ同サイズの全長5190ミリ×全幅1885ミリ×全高1495ミリで、ホイールベースは3110ミリ。車両価格は998万円(税込)だ。

 大きなボディを軽々と…

 今回の試乗は、GMジャパンの本社がある東京・品川を出発後、5車種を乗り換えながら富岡製糸場などの観光地を回り、再び都内を目指すといった一日がかりの行程だ。筆者がCT6を運転したのは、関越自動車道の高坂SA(埼玉県東松山市)から群馬県の甘楽町(かんらまち)にある「甘楽ふるさと館」までの約75キロの道のり。遠足前夜の子供のように胸を躍らせながら運転席に収まった。

 すでにエンジンがかかった状態で乗り込んだのだが、ここは敢えていったんオフにして再起動させる。スタートボタンを押すとカラー液晶のインパネが鮮やかに浮かび上がり、大きな車体をほとんど振るわせることなく静かに起動した。静寂な車内にはラグジュアリーな雰囲気が漂い、ただ座っているだけでも大らかな気持ちになってくる。日本で販売されるキャデラックは米国同様、すべて左ハンドル。左手でステアリングを握り、右手でハンマー型のシフトレバーをDレンジに入れて高坂SAを出発した。

 いきなり高速道での走行となったが、さっそくCT6の高いパフォーマンスを目の当たりにすることとなった。まず驚いたのが、その大きな見た目からは想像できないほど軽々と車体を動かすエンジンパワーだ。レスポンスが鋭く、ぐいぐいと加速していく。「アメ車はエンジンがバカでかいんでしょ…」と思われるかもしれないが、CT6は3.6リッターV6自然吸気エンジンを搭載している(えっ、十分でかいって?)。最高出力は250kW(340PS)/6900rpm、最大トルクは386Nm(39.4kgm)/5300rpmというハイスペック。ボディ構造は11種類の素材を組み合わせることで、このサイズの全輪駆動車(AWD)にしては軽い1920キロという軽量化と高剛性を実現し、軽快でシャープな走りに大きく貢献している。

キャデラックの最上級モデルにふさわしい滑らかな走りと操舵感