▽予防法としては…
快適な旅と機内でのひと時を過ごすためには、体調が悪くならないに越したことがありませんよね。いくつか気を付けたいチェックポイントを挙げてみます。
・食べ物や飲み物に気をつける
東南アジアの国々は暖かい気候に加え、衛生環境が良くないレストランや屋台も多くあります。道端の屋台で販売しているものや、ローカルなレストランで特に生物を食べる際は要注意です。お腹の弱い方は特に気をつけましょう。手や指を消毒できるジェルやウエットティッシュを持ち歩くこともお腹を壊さないための予防法の1つです。
・通路側の席や機体の重心あたりの席をリクエスト
通路側の座席は出入りがしやすく、乗務員に直接声もかけやすいです。また、機体の中心のやや前側の重心あたりの座席(主翼近くの座席)は後方の席よりもやや揺れが少ないといわれています。
・十分な休養
これは、帰りの便の前は難しいかもしれませんね(笑)。ただ、睡眠不足や疲れが溜まっていると体調を崩しやすくなりますので気を付けてください。
・楽な服装
身体を締め付けないゆったりとした服装は、ゆっくり機内で休むためにも、また胃腸への圧迫を避け、体調不良予防・緩和にも良いです。ベルトや首回りのボタンを緩めるだけでも効果的です。
・内服
乗り物酔いしやすい方、下痢症状がある方はお薬を飲んでおくと良いでしょう。食あたりなど細菌やウイルスによる下痢の場合は、下痢止めの服用は好ましくないので、日本に着いたら速やかに受診しましょう。
頭痛など痛みがある場合も、痛みを感じた時点で予防的に内服しておくと良いと思います。痛みが酷くなってからの内服だと、効き目があまり感じられない可能性があるからです。