菅官房長官「場合によっては必要な措置」為替市場で1ドル=109円台へ円高進行

 

 菅義偉官房長官は7日午前の記者会見で、東京外国為替市場の円相場で1ドル=109円台まで円高ドル安が進んだことに関し、「為替市場における過度な変動や無秩序な動きは悪影響を与えるものだと政府は考えている」と指摘。円高への政府対応について「為替市場の動向を緊張感を持って注視し、場合によっては必要な措置を取りたい」と述べた。

 安倍晋三首相がウォールストリート・ジャーナルのインタビューで「為替市場への恣意(しい)的な介入は控えるべきだ」と述べたのを契機に円買いに拍車がかかったとの見方に対し、菅氏は「2月の上海での20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、通貨の競争的切り下げを回避することや、(自国企業の)競争力のために為替レートを目標としないことが確認されている」と指摘。「長期にわたり、このような観点から為替を操作することは適当でないとの旨を首相は指摘した」と説明した。