5月の消費者心理は改善に転じる 大型連休後の円安株高で

 

 内閣府が2日発表した5月の消費動向調査によると、消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整済み)は前月比0・1ポイント上昇の40・9となり、2カ月ぶりに改善した。内閣府は基調判断を前月の「足踏みがみられる」のまま据え置いた。同じ判断は4カ月連続。

 大型連休明けから株価が上昇し、円安が進んだことからわずかに改善したとみられる。

 調査では、向こう半年間の消費者の購買意欲や収入に関する4項目の見通しをまとめて消費者態度指数を算出している。5月の調査では「収入の増え方」が横ばいで、「暮らし向き」「雇用環境」は0・1ポイント、「耐久消費財の買い時判断」は0・4ポイントそれぞれ上昇した。

 1年後の物価見通しは、「上昇する」との回答が78・9%で、前月よりも3・4ポイント低下した。

 5月の調査は、熊本地震の影響で熊本県については調査を実施していない。