「マイナスばかりでない」 麻生太郎財務相、マイナス金利を評価

 
麻生太郎副総理兼財務相(斎藤良雄撮影)

 麻生太郎財務相は16日の閣議後の記者会見で、日銀のマイナス金利政策について、「貸出金利を下げる効果があるのは確か。銀行の収支が悪くなっているところもあればよくなっているところもあり、マイナスばかりだとは思わない」と述べた。

 日銀は20、21日の金融政策決定会合で、3年半にわたる大規模金融緩和の「総括的な検証」をまとめる。麻生氏は日銀の金融政策について、「デフレ不況からの脱却が目的で、物価安定目標がどれだけ役に立つかというのが最大の問題だ」と話した。

 具体的な政策手法については「日銀に委ねられるべきだ」との認識を示した。その上で、「今は金はあるが需要がない」と指摘。需要喚起には財政政策も重要だとして、「日銀と連絡を密にして引き続きやっていかなければいけない」と語った。