日米経済対話は「4月にも議論開始を」と麻生財務相 インフラ投資、貿易など幅広く
ペンス米副大統領と麻生太郎財務相=10日、ホワイトハウス(ロイター)
麻生太郎財務相は17日の閣議後の記者会見で、日米首脳会談で合意したペンス副大統領との経済対話について、「早ければ春、4月くらいに議論をスタートさせることを考えている」と語った。その上で「日米間の経済を深化、発展させ、アジア太平洋地域のさらなる成長、繁栄の実現に向け取り組みたい」と述べた。
麻生氏は経済対話で「経済政策やインフラ投資などでの協力、ほかにも貿易などを含む包括的な議論をする。幅広い分野の話をやっていかないといけない」と説明。ただ、具体的な内容については、「今後、日米の間で決めていくことになる」と話した。
また対話を進めるための態勢整備が必要だとして、財務省や外務省、経済産業省など関係省庁から人選する考えも示した。合わせて財務省では、「国際局などだけでなく、(幅広くスタッフを集めた)サポート態勢を作らないといけない」と指摘した。
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