スマホの普及も、FXの増加を後押ししている。関係者によると、FX全体に占めるスマホ経由の割合は1年前の1割弱から、足元では3割程度まで上がっている。サイバーFXは平成21年から、スマホ向けのFX取引用応用ソフト「Cymo(サイモ)」の提供を始めており、伊藤社長は「ヤフーとの連携でさらに強化できる」と話す。
業界再編
一方、FX業界は監督官庁の金融庁による規制強化の波にさらされている。担保(証拠金)の何倍の取引ができるかを示す証拠金倍率(レバレッジ)の上限を引き下げられ、一攫千金のうまみがなくなったとして個人投資家が敬遠している。
顧客を囲い込むため、取引手数料の引き下げ競争も続く。大手が本格的に海外進出に乗り出すなど競争がグルーバル化すれば、体力差が物を言う。業者の淘汰が進み、勢力図が塗り代わる可能性もある。