昨年12月、新ファンタジーランドの開業を盛大な花火で祝った米フロリダ州のディズニーワールド。しかしここで、車いすの障害者を雇った列飛ばしのための“極悪ツアー”が横行していたことが発覚、空港でもセキュリティ・チェックの列を飛ばす“偽車いす”利用者の激増が問題化している(ロイター)【拡大】
そして米国空港アクセス法(ACAA)では、航空会社は「車いすを利用したい」という顧客の申し出に対し、無料で車いすを提供せねばならないうえ、顧客はなぜ車いすが必要かといった説明や、証明書の提出といったことを航空会社に行う必要は一切ないと定めています。
この法律を悪用し、セキュリティー・チェックの列を飛ばしたり、空港内を楽して移動するため、元気なくせに空港で車いすを借りる世の中をナメた輩が激増しているというのです。
障害者団体「1日に数百件…少なくとも15%は偽装」
各報道によると、ニューヨーク州郊外のウェストチェスター郡の空港では「これまで、車いすの貸し出しは年間100件程度だったのに、今では1日約100件になっている」(空港マネジャーのピーター・シェラーさん)との怒りの声を紹介。
また、全米では、中規模のダラス・フォートワース国際空港(テキサス州)で常時300件、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港で1日600件、ロサンゼルス国際空港では1日2000件(ゼロがひとつ多いのでは?)もの申し出があるといった驚きの状況を紹介。