東京商工会議所が主催する、アジアからの留学生と中小企業の合同就職説明会。日本企業と現地の橋渡し役が求められている=東京都都港区【拡大】
こうしたグローバル志向のアジアの学生と日本企業のマッチングに力を入れているのがリクルートだ。アジアの学生と日本企業を集めた合同選考会を平成22年度から毎年開催し、参加企業は初回の22社から今年度は100社以上に増えた。
今月中旬からは中国、シンガポール、ベトナムなどでも現地学生の採用選考会を開催。学生は中国、韓国、香港、シンガポールなど6カ国・地域にわたり、北京大、ソウル大、インド工科大など各国トップクラスの大学に通う人もいる。多くの学生が母国語と英語、日本語を操る。
参加企業は日本政策投資銀行、サントリーホールディングス(HD)、三菱東京UFJ銀行、楽天など、日本人学生に人気のある大企業だ。学生は適性検査と面接で選ばれた上で、希望する企業の面接を受ける。
日本企業がアジアの学生を採用するのは、事業の海外展開のほか、「肌の色も国籍も違う人間同士で議論することで、新たなものを生み出す期待がある」(サントリーHD担当者)からだ。