“アベノリスク”の裏をかく 日本株から降りるのはまだ早い? (6/9ページ)

2013.10.9 08:00

 例年、相場環境が悪い時期は、リバウンド狙いのウイークリー投資

 白川さんが相場が上値追いの可能性を残していることを示す一方、西村剛さんは横ばいあるいは下げ基調を予想。「株-1グランドチャンピオン」の西村さんが、横ばい相場で勝ち抜く術を伝授!

 短期リバウンドか独自成長の小型株狙いで

 前述の白川さんとは別の視点で相場動向を予測するのが、フェアトレード代表の西村剛さん。西村さんは今後の相場動向について、「今年は日経平均が5月の高値を抜く可能性は低い」と分析する。「1990年からの統計では、夏以降、特に9月から11月までの間は、日経平均が月初より月末のほうが低くなる傾向が出ています。特に、9月と11月はその傾向が強い。12月には回復基調となる傾向はありますが、今年は12月末に株式投資の軽減税率の廃止を控えているため、相場がある程度上昇すると、どうしても税金対策の売りが出ます。そう考えると、基本的には株式相場の下げ基調は避けられないでしょう。ファンダメンタルズ的にも、日経平均で1万3500円近辺が妥当な水準。よくて横ばいか、ボックス圏での推移になるとみています」(西村さん)

 表は、東証全銘柄を各月の前月末に買い、その月の月末に売った場合の月ごとの勝率表で1990年以降の統計をとったもの。確かに、1月から4月は勝率が50%を上回る一方、8月から11月は40%を下回っている。9月、10月は平均損益もかなりのマイナスだ。「昨年末から5月の高値までは、“株を持っていないと損”という相場でしたが、年末までは“株を長く持っていると損”という相場になりそうです。よくて横ばいなのですから、長期保有せずに短期で売ることを心がけるべきでしょう」(西村さん)

好業績銘柄が買われる「業績相場」に移行

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