韓国の造船業の受注が増加し、業界では世界的な造船不況からの脱却に向けた期待が高まっている。同国の通商産業資源部によると、今年1~9月の韓国の船舶受注額は前年同期比27.2%増の303億6000万ドル(約2兆9640億円)だった。受注量は1086万トンで、昨年1年間の750万トンを上回った。現地英字紙コリア・ヘラルドなどが報じた。
韓国は同期の受注量では低コストを武器に造船分野で台頭する中国に1168万トンと首位を譲ったものの、受注額では209億5000万ドルの中国を抑えて首位を守った。日本は受注量が426万トン、受注額が63億3000万ドルだった。
9月末時点での韓国造船ビッグ3の受注額(海洋プラントなどを含む総額)は、世界最大手の現代重工業が158億ドルで年間目標額の80%、サムスン重工業が124億ドルで同95%、大宇造船海洋が100億ドルで同77%と、いずれも目標達成を射程に捉えている。