タイでスマートフォン(高機能携帯電話)、タブレット端末の普及拡大にともない、パソコン専門店の経営が苦境に陥っている。今年は全国で3000店あった専門店のうち、すでに10%に当たる300店が閉店に追い込まれた。現地紙バンコク・ポストなどが報じた。
専門店が苦戦する最大の要因はノートパソコンの販売不振。IT(情報技術)関連の市場調査などを行う米IDCは、今年のタイのノートパソコン販売台数が160万台となり、前年比20%の大幅減となると予想する。
同社のタイ現地法人幹部は、スマホやタブレット端末の普及拡大に加え、家計債務の増大や景気後退がノートパソコンの販売不振に拍車をかけていると分析する。専門店の閉店が相次いでいる点に関しては、「店舗賃料などのコストが低い土地へ移転しようとする動きが目立つ」と述べた。