販売現場の声はより深刻だ。パソコン専門店をチェーン展開する地場企業の幹部は、今年のノートパソコンの販売が前年比で25~30%減少しているとし、「IT機器販売の小売業者にとって、過去に例がない最悪の1年」と嘆いた。競争の激化などで利幅の少ない商品が多くなっているところに販売不振が重なり、在庫管理が一層難しくなっているという。
一方でスマホ、タブレット型端末の販売は好調が続く。独市場調査会社GfKによると、今年のタイ国内のスマホ販売台数は前年比37%増の780万台となり、売上高は540億バーツ(約1701億円)となる見通し。またタブレット端末も、スウェーデンの通信機器大手エリクソンによると、タイ国内の普及率は今年7%を突破し、昨年の2%から3倍以上になる見込みだ。