豊洲に移転する築地市場の跡地の開発計画はまだ具体的に決まっていない。幻となった2016年東京オリンピック計画では、築地市場跡地にメディアセンターを建設する計画だったが、20年五輪の計画からは消えた。
観光庁の久保成人長官が参加して昨年11月に開催された「三菱一号館美術館ユニークベニュー活用イベント」の座談会で、日本創生ビレッジビジネス開発コンサルタントのP・ベーダージョンストン氏は「築地市場跡地には日本を代表する食文化であるすしをテーマにしたミュージアムを建設してはどうか」と提案した。
昨年12月には日本食文化がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、日本食文化を発信する場として築地市場跡地や豊洲新市場は打ってつけ。東京の台所を支えてきた築地というレガシー(遺産)をどう活用するか、豊洲の開発が軌道に乗って以降の重要なテーマとなりそうだ。