【北京=川越一】中国国内の大手eコマース(電子商取引)サイトで、ソチ五輪の開会式で五輪マークが“四輪”になったトラブルをパロディー化したTシャツなどが販売され、賛否を呼んでいる。他人のミスに乗じたともいえる“商魂”に批判が寄せられる一方、「創意」の結果などと支持する声もある。
ソチ五輪の開会式では、巨大な5つの雪の結晶が五輪マークに変化する演出の中で、1つが変化せず「四輪」となった。販売されているTシャツの胸の部分には、4つの輪の右上に雪の結晶があしらわれ、その下に「SOCHI 2014」と記されている。
中国の大手ポータルサイトによると、トラブル発生から24時間もたたずに、海外のサイトにパロディーTシャツが登場。中国各地の業者がすぐに飛びつき作製、販売を開始した。Tシャツは白、赤、黒、グレーが用意され、値段は20~88元(約340~1500円)。10日正午の時点で、少なくとも計385人が購入している。
中国のネット上では「他人のミスを笑い話にするなんてみっともない。こんな服を着るヤツはみんな死ぬ」との批判に支持が集まる一方、評価する意見もあった。