実績がなかなか上がらない理由として、ベトナム商工省再生エネルギー局長は電力買い取り価格が低いことなどから外資企業らの投資意欲をかき立てることができないと指摘する。
実際、外資の風力発電関連企業からは、同国の固定買い取り価格を、現在の1キロワット時当たり7.8~9.8セント(約8~10円)から12~13.5セントへの引き上げを求める声が上がっている。風力発電に対する外国投資を拡大するには、買い取り価格の引き上げや税制優遇措置など、政府の積極的な取り組みが不可欠との意見が相次ぐ。
米銀は融資拡大
これを受けて、同国政府が投資環境の整備に乗り出す構えをみせたところ、外国企業の動きがあわただしくなってきた。米国輸出入銀行は、ベトナムでの風力発電をはじめ再生エネ事業への融資を拡大する考えを明らかにした。
ベトナム政府は風力発電活性化のためにどんな政策を打ち出してくるのか。日本など諸外国の関連事業者は目が離せない状況だ。(シンガポール支局)