現地紙ベトナム・インベストメント・レビューなどによると、ベトナム国会は来年の国内総生産(GDP)の成長率目標を5.8%に設定した。今年の推定値の5.4%から加速する見通しだが、国会常務委員会は「ベトナム経済は厳しい局面が続き、向こう1~2年は大きな成長が期待できない」と指摘。政府に対して経済安定化に向け、柔軟な金融政策、緊縮財政、公的債務の抑制などの施策を継続するよう求めている。
一方、米会計大手グラント・ソントンがベトナムに注力する企業経営者を対象に実施した調査では、全体の43%が来年のベトナム経済見通しに期待が持てると回答。また、46%がベトナム投資を拡大すると答えるなど、同国経済は持ち直しの兆しもみえている。