インドネシアで廃棄物問題深刻 収集追いつかず分別処理も不十分 (2/3ページ)

2014.3.6 07:06

 業を煮やした州は委託廃止を目指して衛生局の運搬能力向上に着手。昨年12月にはトラック92台を加えて824台体制とし、今年はさらに200台の追加を計画していた。しかし、予算不足から車両の調達を断念せざるを得なくなり、早くも計画は暗礁に乗り上げている。

 また、首都の一般廃棄物の運搬先である西ジャワ州ベカシでは、埋め立て地周辺を中心に環境汚染などへの不満が高まる。ジャカルタ当局は2009年にベカシの埋め立て処分場と20年間の長期契約を締結したものの、分別システムの未発達が原因のメタンガス発生や地下水汚染などで周辺地域の環境が悪化。反対運動が激化し、昨年には17年までに搬入量を10%削減すると表明せざるを得なくなった。

 経済成長に伴い、廃棄物問題は首都だけでなく、都市部を中心に各地に広がりつつある。問題の深刻化を受け、中央政府は昨年、不法投棄への罰金や、製品使用後のパッケージ廃棄に対する製造者責任などを含めた新規則を制定した。

廃棄物の放置が蚊や水を媒介とした病気につながっているほか

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