同社は、規制が続けば渋滞解消によって今年の国内総生産(GDP)に300億ペソの上乗せ効果があると予想。一方で、同地区とマニラ港の間に新たな輸送路を確保できない場合、製造業の輸出や生産、雇用の減少による損失が612億~3200億ペソに上る恐れがあると分析した。
また、経済区への投資促進機関のフィリピン経済区庁は、輸出貨物を積んだトラックが港に入れなければ大量の納品遅れが発生すると指摘。外資系企業の生産と雇用に悪影響が及ぶ可能性があるとの懸念を表明した。
こうした声に対し、規制を実施したエストラダ市長は渋滞の4割が解消されたと主張。「マニラ港周辺に広大な土地を所有している港湾局が、車両を閉め出しているのが渋滞の原因だ」と述べ、港湾局が車両の乗り入れと駐車を認めれば輸送の停滞も解決するとの認識を示した。