東京湾岸部に五輪決定効果 高層マンションの販売活況 (1/3ページ)

2014.3.19 06:50

 18日発表された2014年公示地価(1月1日時点)では、20年の東京五輪開催決定を背景に、競技施設や選手村に近い東京湾岸部の住宅地の地価上昇が顕著となった。五輪開催に向けて交通アクセスなどが良くなるとの期待もあり、足元では高層マンションの販売が活況を呈している。

 都営地下鉄勝どき駅に近い中央区勝どき3丁目、中央区佃3丁目は上昇率がともに10.9%を記録、全国の住宅地の上昇率トップ10に入った。ほかにも中央区月島3丁目が10.8%、江東区豊洲4丁目が8.6%。これらの多くは、前年の調査で横ばいだった。

 中央区晴海2丁目に建つ49階建ての真新しい高層マンション「ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス」。西向きの部屋のベランダからは選手村予定地やレインボーブリッジが望める。すぐ隣では、同じく49階建ての「ティアロレジデンス」の建設が進む。ともに三菱地所レジデンスなどが分譲し、クロノレジデンスは今月8日に全883戸を売り切った。

「従来弱かった交通インフラの強化や学校、病院、商業施設の整備がおのずと進むはず」

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