【GDP5・9%増】前回消費増税時と微妙な違いも

2014.5.16 12:05

 1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は、消費税率引き上げ直前の駆け込み需要で個人消費が大きく伸びたことが数値を押し上げたが、前回増税前の平成9年1~3月期のGDPと比較すると、個人消費の中身や景況感で微妙な違いが浮かび上がる。

 9年は実質GDPの年率換算は前期比3・0%増。個人消費は2・1%増と今回と同水準で、GDP全体の伸びに寄与した点は共通している。ただ、自動車やパソコンなどの耐久消費財は、9年の4・5%増に対し今回は13・7%増と突出。マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズXP」のサポート終了(4月9日)による影響もみられた。

 SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは、「増税幅が前回より大きく、買い替えまでの期間が長いものほど駆け込みが出た」と分析する。

 一方、食料品などの非耐久財は、1・3%増と前回(1・2%増)と同水準。外食や旅行などのサービス消費は0・1%増で、4月以降の内閣府調査でも「客数減少などの影響も見られない」(外食チェーン店)との回答が寄せられた。9年の教訓を生かし、メーカー各社が新商品の発売時期を4月以降にするなどの対策が奏功した。

 また、設備投資は9年の3・9%増に対し、今回は4・9%増と強めに出た。企業の景況感の底堅さを反映しており、駆け込み需要の反動減は9年時よりも軽微との期待もある。

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