経済財政諮問会議であいさつする安倍晋三首相(中央)=13日夕、首相官邸【拡大】
一方、成長戦略に反映させる規制緩和策では、改革への反対が強い農業や医療などの「岩盤規制」でも新たな制度を導入。
医療分野では「患者申出療養(仮称)」を新設し保険診療と保険外の自由診療を併用する「混合診療」の対象を大幅に拡大することが柱。
雇用では、労働時間規制を適用しない「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入に向けた規制緩和を進めることを確認。農業では、各地の農協に対する指導権を持つ全国農業協同組合中央会(JA全中)のあり方を「抜本的に見直す」と明記した。
■「骨太方針」素案の骨子
▽デフレからの脱却を確実なものとするため、個人や企業が行うチャレンジを促し、成長戦略の更なる推進を行う
▽希望通りに働き、結婚、出産、子育てを実現する環境を整え、50年後にも1億人程度の安定的な人口構造を保持する
▽法人実効税率を数年で20%台まで引き下げることを目指す。引き下げは来年度から開始する
▽女性の活躍を支える社会基盤となる取り組みを進めるとともに、教育の「質」をより重視した取り組みを強化する
▽経済再生と財政健全化の好循環構築が不可欠。歳出の重点化・効率化を図り、歳入面でも成長志向型の税体系を目指していく