拡大路線と決別せよ
ポイントの3つ目は、子供を産み育てやすい環境の整備だ。次世代が生まれなければ、一時的な人の寄せ集めに成功したとしても、再び減ることになる。
キーワードは「拡大路線との決別」だ。拠点都市を「ミニ東京」のごとく膨張させたのでは、人のつながりは希薄になり、子育てと仕事を両立させることもできない。
大都会では味わえない「ゆとりある暮らし」を選択できるようにすることが、新たな魅力となる。コンパクトな市街地とすることで「にぎわい」も生み出される。
今後、若い世代は全国的に減る。「消滅」の危機を乗り切るには、大都市はもちろん、地方都市同士の“若者争奪戦”にも勝利しなければならない。住民を含めた意識変革と柔軟な発想こそが、成功に導く。