インドネシアは2018年にアジア地域のスポーツの祭典「アジア大会」を主催する。現地紙ジャカルタ・ポストなどによると、第17回の同大会開催中に韓国・仁川で開かれたアジア・オリンピック評議会(OCA)の総会で、第18回大会をインドネシアの首都ジャカルタなどで開催することが決定した。
同国での開催は1962年の第4回大会以来2度目。第18回大会の開催国・都市は12年の総会でベトナムのハノイに決定していた。しかし、今年4月に資金難などの問題でベトナムが辞退、新たな開催国を模索していた。
また、開催年も19年が予定されていたが、同年はインドネシアで5年に1度の大統領選挙の年に相当するため、1年前倒しされることが決定した。
開催都市はジャカルタ特別州に西ジャワ州バンドンと南スマトラ州パレンバンの両市を加えた3都市となる予定。インドネシア・オリンピック委員会(KOI)のスボウォ委員長は「指名を誇りに思う。インドネシアにとって大きな挑戦になる」と述べ、準備に全力を挙げる意向を表明した。