カジノ誘致をめぐって〝激論バトル〟を繰り広げている橋下徹大阪市長(左上)、松井一郎大阪府知事(左下)の維新コンビと井戸敏三兵庫県知事【拡大】
隣の大阪がおひざ元の維新に、常に足下をおびやかされている井戸氏は、橋下氏率いる維新が掲げる大阪都構想の圏域拡大を警戒。25年4月の宝塚・伊丹市長選で「兵庫を維新から守れ」キャンペーンを側面支援し、いずれも現職が維新候補を破った。
同年9月の堺市長選でも現職候補だった竹山修身市長の応援演説に駆けつけ、「大阪都にあえて堺を組み込む必然性はない。伊丹、宝塚市民は大阪の膨張主義に対して良識を発揮した。堺市民も良識を発揮しましょう」と呼びかけ、ここでも維新候補を撃破した。
橋下、松井、井戸各氏がメンバーである関西広域連合でも関係がギクシャクしている。3年前に松井氏が広域連合に対してIR誘致への応援を求めた際には、連合長を務める井戸氏は「カジノについて、広域連合としては取り組まない」と拒否。「カジノを使ったような振興はしたくない」と断言し、現在まで議論がストップしたままだ。