大韓航空の「ナッツ副社長」は大財閥ファミリーの超ワガママお嬢様 (2/3ページ)

2014.12.11 11:48

ピーナツで評判を失墜させた大韓航空の趙顕娥副社長(聯合=共同)

ピーナツで評判を失墜させた大韓航空の趙顕娥副社長(聯合=共同)【拡大】

  • 金浦国際空港の大韓航空のチケットカウンター=12月9日、ソウル(AP)

 手腕や評判はかんばしいものとは言えず、「鳴り物入りで始めた機内での免税品販売は、販売ノルマを課された乗務員の自腹買いが関税法違反ではとの疑惑まで報じられた」とは現地の日本人メディア関係者。

 「大韓航空は会長の長女の趙氏だけでなく、その弟と妹も副社長、専務を務める。韓国企業では珍しくはないが、財閥2世、3世の早過ぎる昇進がモラルハザードを招く懸念が指摘されており、9日付の『ソウル新聞』は同社の(彼ら)3世役員について、『書類の束などで殴られたと証言する従業員は数えきれない』『市民団体や取材記者に暴言を浴びせた』などとも伝えた」(先のメディア関係者)という。

 大韓航空では2013年4月、鉄鋼大手のグループ会社常務が「(機内食の)ラーメンが生煮えだ」などと言って乗務員に暴力をふるう事件が起きた。当時は「ラーメン常務」がインターネットの流行語になったが、その事件を痛烈に批判した趙氏を、いまは複数のメディアが「ピーナツ副社長」と揶揄。騒動が英BBCをはじめ世界中で広く報じられたことから、「『江南(カンナム)スタイル』のPSYに次ぐ世界的有名人」とも嘲笑されている。

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