カリスマ不在のサムスン、後継体制移行で業績悪化克服へ 長男には“ライバル”も (1/3ページ)

2015.1.9 08:00

李在鎔サムスン電子副会長(AP)

李在鎔サムスン電子副会長(AP)【拡大】

 【ソウル=加藤達也】韓国経済を牽引(けんいん)するサムスングループの創業者一族の動静に注目が集まっている。サムスン電子の業績悪化を抱える中、グループ総帥の李健煕(イ・ゴンヒ)・サムスン電子会長が倒れ、長男の李在鎔(ジェヨン)副会長(46)をトップとする体制への移行が進む。在鎔氏は「堅実な経営者」との評価がある一方で、カリスマ性の不足を指摘する向きもある。

 昨年5月に心筋梗塞(こうそく)で倒れた李会長は9日、リハビリ治療を受けているソウル市内の病院で73歳の誕生日を迎える。

 李会長が創業者、李ビョンチョル氏の死去を受けて後を継いだのが1987年で45歳のとき。93年に「妻と子供以外、全部変えよう」という経営方針を掲げ、社員にハッパを掛けるなどカリスマ性があった。これまでの約27年間で売上高を40倍に増やしたとされている。

韓国だけで70以上のグループ企業を抱えるサムスン

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