AIIB参加問題、「米のオブザーバー参加ある」「中国が支配するの難しくなった」有識者に聞く (3/3ページ)

2015.4.3 12:29

スンユン氏

スンユン氏【拡大】

  • マリー・ヒーバート氏

 --米国がAIIBに参加することは可能か

 「AIIBに資金を出すために議会の承認が必要になるかもしれない。オバマ政権と議会の対立関係をみれば、AIIBへの参加は事実上不可能だろう。ただしオブザーバーとして参加し、運営や組織統治の監視を申し出ることはありえる」

 --英国など先進国からも参加が相次いだ

 「AIIBに参加することで一定の影響力を持つことができる。ただし影響力をうまく行使できないことが明らかになれば、これらの国々が参加をとりやめることも考えられる」

 --途上国からAIIBへの期待は大きい。既存の体制に欠陥があるのか

 「私の東南アジアの友人たちは、世銀などが融資に際して環境や労働に関する高い基準を設けていることについて、『そうした基準は歓迎するが、実現するだけの余裕がない』と不満をもらしている。AIIBが世銀などほどは高くない基準を設定し、世銀などに代わる融資の出し手になるかもしれない」

 --日本がAIIBに参加するメリットはあるか

 「もし日本が参加すればAIIBの透明性を高める力になる。関係が悪化している日本と中国がAIIBで協力できれば、小さいながらも信頼関係を構築できるかもしれない。ただ参加の可否は日本自身が決めることだ」

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