インド、EUとのFTA交渉難航 自動車業界は強硬に反対 (2/3ページ)

2015.4.27 06:07

共同記者会見に臨むインドのモディ首相(左)とドイツのメルケル首相=今月、独ベルリン(AP)

共同記者会見に臨むインドのモディ首相(左)とドイツのメルケル首相=今月、独ベルリン(AP)【拡大】

 また、EUはインドに自動車やワイン、乳製品といった広範な分野での関税減免を求めているが、インドは自国産業の保護を名目に消極的とされる。

 このほかにもインドが求めているEUに渡航する専門家のビザ(査証)要件の緩和や、EUのサービス、医薬品市場へのアクセスなどでも両者の主張は平行線をたどっているもようだ。

 さらに、インド国内ではEUとのFTAを警戒する声が根強い。とりわけ自動車産業は、インド自動車工業会(SIAM)が政府の提唱する製造業振興策「メーク・イン・インディア(インドでものづくりを)」に反するものだと主張している。

 SIAMによると、現在EUがインドに課す完成車の輸入関税率が10%なのに対し、インドがEUに課す輸入関税率は60~100%となっている。13年度(13年4月~14年3月)のインドのEUからの自動車関連輸入額は、完成車輸入額1億7000万ドル(約203億円)を含めて16億ドル。一方、同国のEUへの完成車輸出額は12億ドルだった。

「50%の引き下げともなればインド側に甚大な損失が生じる」

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