ベトナム・ハノイのビアホール(AP)【拡大】
サベコをめぐっては、同国商工省が同社の政府の株式保有比率を現在の89.6%から引き下げることを検討しており、10社以上の外資企業が興味を示しているもようだ。
外資企業の攻勢に地場ビール会社も手をこまぬいていない。
同国ビールシェア2位の地場ハノイビール・アルコール飲料総公社(ハベコ)は1340万ドルを投じ、昨年12月に中部クアンガイ省に新工場を設置した。また、同国最大の民間企業マサングループは、地場ビール会社を買収して市場参入するなど動きが活発化している。
14年の同国ビール市場をみると、全体の約6割をサベコとハベコの2社が占めるものの、他の国内外ビール会社も販売攻勢を強めており、今後、同市場をめぐる競争が一段と激化しそうだ。(シンガポール支局)