安倍首相、インフラ投資でAIIBへの対抗姿勢鮮明に 米CNNに寄稿

2015.6.6 10:50

 【ワシントン=加納宏幸】安倍晋三首相は5日、米CNNテレビのホームページに寄稿し、国際協力機構(JICA)やアジア開発銀行(ADB)との連携により、アジアを中心としたインフラ投資を増額する方針を強調した。7日からドイツで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)を前に、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対抗する姿勢を示す狙いがある。

 首相は「成長を持続させるため、発展途上国には質の高いインフラが必要だ」と指摘。耐久性、費用対効果、環境への配慮といった面から、日本が主導するインフラ整備の有効性を強調するとともに、今後5年間で1100億ドル(約13兆8千億円)の支援金をアジアに供給する考えを示した。

 また、2030(平成42)年度に温室効果ガス排出量を13年度に比べて26%削減するとの新たな目標をサミットの場で提案すると表明した。

 首相は、「質の高いインフラ」「気候変動」「健康・医療」を「日本が中心的な役割を果たすことのできる3大課題」とし、サミットでの各国首脳との議論を通じて、今後の取り組みを強調するとした。

 G7では、英国、フランス、ドイツ、イタリアがAIIBへの参加を表明しており、日米やカナダとの対応が割れている。サミットではAIIBの透明性や公正性に関する議論が行われるとみられ、首相としてはこれに先立って日本の立場を説明した形だ。

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