帝国データバンクが5日発表した7月の景気動向指数(景気DI)は前月比0.7ポイント増の45.4と4カ月ぶりに改善した。同社は「原油価格が再び下落し、収益改善への期待が高まっている」と分析した。
業界別では、全10業界のうち「金融」を除く9業界で改善した。とくに、「建設」は円安による工場の国内回帰や住宅需要の回復で0.9ポイント改善。インバウンド消費の大きかった「サービス」も0.7ポイント伸びて、4カ月ぶりに改善した。
地域別では、10地域のうち四国を除く9地域が改善。プレミアム商品券が個人消費を押し上げつつあるという。
同社は今後の見通しについて、「国内景気に勢いは感じられないが、なだらかに回復する。ただ、食料品価格上昇による個人消費の抑制、中国の成長鈍化に伴う輸出減少が懸念材料」と分析している。