ロボットの実証プロジェクト 誰もが豊かに暮らせる社会創造 (3/3ページ)

2015.9.16 06:00

鈴木寛文部科学大臣補佐官

鈴木寛文部科学大臣補佐官【拡大】

  • 古田貴之千葉工大未来ロボット技術研究センター所長

 古田氏「プロジェクトは社会学を中心に、企画や設計の進め方、資金調達も新しい方法で行う。人と社会と文化の融合を目指すプロジェクトなので、技術屋が前面に立っては駄目。モノづくりだけでは日本の世の中は変えられない」

 --ユニバーサル未来社会をイメージできる場は

 古田氏「社会資源を使って展示ゾーンを作る。東京・台場や新国立競技場周辺の神宮外苑などでコンビビアルな社会を、五輪観戦中の待ち時間などで体験できるようにする」

 鈴木氏「ユニバーサル社会は人が主役で、技術と人の関係は機械による置き換えと拡張。例えば高齢者の歩行では荷重をサポートする靴づくりだ。また展示物には触ってほしい。『壊れるから触るな』ではなく、壊したら作り直せばいい。しかも価値観を変えて新しいものを作ってほしい。するとベンチャー企業が出てくるかもしれない。ブレーク・アンド・ブレークスルーだ。創造的破壊が必要で、展示の在り方も変える」

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