TPP閣僚会合 米豪着地点探り最終協議 NZは乳製品で沈黙 (2/2ページ)

2015.10.3 22:39

 こうした中、酪農大国として乳製品の市場開放を強く求めるニュージーランドは日本や米国、カナダ、メキシコなどへの強硬姿勢を弱め、現実的な対応策を模索している。

 だが、ニュージーランドは米国と目立った協議を行っていない。グローサー貿易相は2日の閣僚会合でも乳製品の交渉状況について発言しなかった。交渉筋の間では「米国は豪州などとの協議に追われ、ニュージーランドとの交渉に時間を割けないでいる」とみられている。ニュージーランドにどこまで歩み寄りの意思があるかは不明だ。グローサー氏は閣僚会合前に欠席をちらつかせて市場開放を迫った強硬派だけに、ニュージーランドの“真意”を不安視する声も出ている。

 TPP交渉を主導してきた米国は閣僚会合の期間を延長して大筋合意の道を探っている。「交渉は非常に前向きな方向に動いている」(メキシコのグアハルド経済相)として交渉の行方を楽観する声もある。

 しかし、米国と豪州やニュージーランドとの間の溝が埋まらなければ大筋合意に至らない恐れもある。交渉の行方は予断を許さない状況だ。

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