万博記念公園の遊園地跡地に開業した「エキスポシティ(EXPOCITY)」。手前は「太陽の塔」(本社ヘリから、頼光和弘撮影)【拡大】
中華圏の旧正月「春節」(2月8日)が迫ってきた。中国経済の減速が顕著だが、春節前後の長期休暇中の訪日外国人は空前の規模が予想されている。“爆買いマネー”への期待が高まるが、そんななかで昨年11月にオープンした日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」(大阪府吹田市)が参戦する意向を示した。これまでほとんど恩恵を受けていない“爆買い空白地帯”からの参戦で、受け入れ態勢を整えている。一方で、中国人観光客のマナーの悪さに対する不安の声もあり、期待と不安が渦巻く。(吉村剛史)
“爆買いマネー”の恩恵がなかった地に…
「昨年の訪日外国人の“爆買いマネー”は約3兆5千億円。そのうち、約3分の1が関西圏に落ちたとされる。その一角に食い込めれば…」
ある吹田市職員は、目前に迫った春節に向けて大きな期待を寄せた。
昨年は中国人観光客を中心とした“爆買い”が全国的な話題になったが、同市には外国人観光客に注目される観光施設や商業施設がなく、ほとんど恩恵を受けていなかった。