万博記念公園の遊園地跡地に開業した「エキスポシティ(EXPOCITY)」。手前は「太陽の塔」(本社ヘリから、頼光和弘撮影)【拡大】
外国人向けのツアーを扱う旅行業関係者は「大阪の新名所としてエキスポシティが誕生したとの情報は、すでにアジア圏でも周知されつつある。関西国際空港と京都の中間点に位置し、ツアーにも組み入れやすい立地も有利。この春節休暇は、外国人観光客の人気スポットにのし上がるチャンス」と指摘する。
だが、関係者の間では「マナーの悪い中国人観光客が増えることで、逆にエキスポシティのイメージが悪くかもしれない」と不安視する声も浮上している。
関空では爆買いした商品の外箱を捨てるなどして、ゴミが大量に発生する問題に直面した。このほかにも、旅館やホテルなどに宿泊した中国人観光客らが、公共スペースで周囲の迷惑を顧みずに大声でわめき立てたり、土産物店で平気で行列に割り込んだりするなどのトラブルが続出。各観光地でも対応に苦慮しているのが現状だ。
政府観光局によると、昨年の訪日中国人は約499万人。対前年比で2倍以上の増加となり、国・地域別でも韓国、台湾を一気に抜いてトップに躍り出た。
エキスポシティ関係者は「海外からも高い関心が寄せられ爆買いマネーが転がり込む好機。これを迎え入れない手はない」と話す。