一方、政府には国債金利の低下で財政出動圧力が高まる可能性もあるが、マイナス金利の本来の目的はデフレ脱却であり、金利にかかわらず財政再建への取り組みを緩めてはならない。
金利、株価、為替の3月末までの予想値
≪長期金利≫
□三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジスト
・マイナス0.1~ プラス0.1%
今後の日銀の政策次第だ。マイナス金利の導入開始後、債券市場が大きく混乱すれば、日銀が配慮を示すのでは
≪長期金利≫
□SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト
・マイナス0.1~ プラス0.2%
リスク回避が進む中、株安・円高基調が続けば、日銀の追加緩和への思惑が働いて金利低下につながる可能性がある
≪日経平均株価≫
□ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジスト
・1万5000~1万8000円
企業業績がさえないことも株安の背景だ。市場心理が1月の安値時まで悪化すれば、1万5000円までの下落もあり得る
≪円ドル相場≫
□三菱UFJモルガン・スタンレー証券の松本光正シニア投資ストラテジスト
・1ドル=113~121円
原油安や中国減速などのリスク要因が落ち着くには時間が必要。円が大きく売られるほどリスクを取る雰囲気にはなりにくい