10日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、3月の米追加利上げは見送りとの観測が強まったことで、一時1ドル=113円10銭と約1年3カ月ぶりの円高ドル安水準に急伸した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が議会証言で「景気回復が期待外れならば、利上げをより緩やかなペースにするのが適切」と指摘したことで、早期の再利上げはないとの見方が強まり、ドルを売って円を買う動きが広がった。
米国株の下落で投資家がリスク回避姿勢を強めたことも、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きを後押しした。
午後5時現在は前日比1円82銭円高ドル安の1ドル=113円29~39銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1.1285~95ドル、同127円98銭~128円08銭。(共同)