日銀は27、28日に金融政策決定会合を開き、マイナス金利の効果と副作用などを点検する。金融市場は円高・株安基調が続いているが、追加の金融緩和期待は薄れている。「マイナス金利政策が始まって約2カ月しかたっていないこともあり、さらに深掘りする追加緩和は難しい」などの見方が多く、投資家の円買いを後押ししている。
黒田総裁は11日の信託大会で、2%の物価上昇率目標の実現に必要と判断した場合に「『量』『質』『金利』の3つの次元で、躊躇(ちゅうちょ)なく、追加的な金融緩和措置を講じる」と述べ、強気の姿勢を崩していない。
ただ、日銀内でも追加緩和論は盛り上がっていないのが実情で、「政府の財政出動や成長戦略の推進の出番だ」との声が強まっている。