ほかにも大和証券は外国人観光客の急増を反映し、開催後5年間で観光客が県内で消費する額を1750億円規模とはじく。
過去には失速も
一方、過去にはサミット開催後に、試算された経済効果が急速にしぼんだケースもある。
平成20年7月に開かれた北海道洞爺湖町。当初は地域振興の起爆剤として期待が高く、開催後5年間の道内の経済効果を370億円以上と見込んでいた。
しかし2カ月後、世界的な金融危機を引き起こした「リーマン・ショック」が発生し、一気に景気は後退。町への観光客は、19年度をピークに3分の2まで落ち込んだ。
サミット開催の翌年にオープンしたサミット記念館には当初、年間2万人もの見学者が訪れたが、来場者は年々減少。25年から入館料を撤廃したが、それでも訪れる人はまばらだ。